自動売買システムの購入にあたっての留意していること

私は今でこそオートレショップでロジックを販売していますが、その前は購入する側でした。

その時、購入するかどうかの判断基準で、購入を見送るロジックは下記のようなものでした。

(1)出品時にオートレのシミュレーション/実売買期間が短いロジック

シミュ/実売買が1か月くらいの短い期間だとそのロジックに優位性があるか判断できないと思います。

かなりのロジックは1か月くらいの短期間であれば瞬間的に相場の値動きによって利益を出せることがあり、そこだけ切り取れば優位性のあるロジックに見せることは可能です。

シミュ期間は長ければ長いほど信頼度は増しますが、最低でも3か月は欲しい。

尚、四本値を使ってEXCEL等で行ったバックテストはオートレでの運用にはほとんど意味がないと思っています。

 

(2)数量限定販売のロジック

数量限定にするのは、早く買わないと売り切れてしまうという購入者の心理を突いた一種の買い煽りで、ロジックの信頼度をしっかり見極めさせないための方策ではないかと勘繰ってしまいます。

更に売り切った後、購入者からの再販要望が強いので(ほんとかどうか知りませんが)、再度また数量限定で販売開始、ただし先に買った人に申し訳ないので価格を上げるという場合もあります。

こうなるともうなんのための数量限定だったか分からなくなります。

あと数量限定にするのはマーケットインパクトを考慮してというのがありますが、以前松村社長もご自身のブログにミニの取引枚数から考えて、考慮する必要なしと書かれていて、私も同意見です。

 

(3)設定値が購入者に委ねられているロジック

LC値、利確値、有利指値、TS値等いろいろロジックには設定値が考えられますが、それらを最初から購入者に丸投げというのは困ります。

やはり基本設定値があって、それのアレンジとして購入者が好みでいろいろ調整するという形がベストではないかと思っています。

 

以上はすべて私の個人の考えで、特定の出品者、ロジックを指しているわけではありません。

今後オートレショップでのロジック購入する際の参考になればと書いた次第です。