売り専門の発注時間帯限定ロジックの考察

今回は表題のロジックの紹介です。

 

先物の値動きで、ある価格まで上昇するのにコツコツと何日も掛かっているのに、下落して元の価格に戻るのはほんの一日で戻ることがよくあります。

上昇速度と下落速度には大きな違いがあるということです。

また寄付き直後のように出来高の多い時間帯は値動きが激しく、深夜のような出来高の少ない時間帯はもみ合いになることが多いです。

 

自動売買において、売りも買いも、またどんな時間帯も同じ一つのロジックで運用することに無理があるなぁと以前から思っていました。

そこで今回、出来高の多い時間帯(朝の9時から11時まで)の売りのみに特化したシステムの検証結果を報告します。

成績はこんな感じです。

 

 

<期間 4/20~6/2>

損益:45500円

勝敗:10勝10敗(勝率0.5)

PF:2.89

その他:売りのみで発注時間は朝の9:00~11:00

 

発注時間が1日2時間と短いため、トレード数はかなり少なく抑えられています。

また値動きの激しい時間帯の運用のため、返済(利確)はかなり引っ張っており、そのおかげでPFが大きくなっています。

 

このロジックがこのあとどのような展開になるかわかりませんが、今後は売り買い別、時間帯別発注のロジックをもう少し考えていきたいと思っています。